若者たちの間でオールドデジカメが流行っているらしいというハナシ(その2)
父の遺品の中にカメラがいくつかあって、昭和14年から令和4年までの人生でしたので、フィルムからデジタルへの歴史を当然たどっていたのであります。
このカメラはその中のひとつ。2003年発売のNikon COOLPIX3100。
若者たちが言うところの「エモい絵が撮れる(きっと解像度や彩度が低いことを言っているのだろう)」のが魅力なのであれば、2003年あたりのデジカメはちょうどいいのではないかと思います。
この機種はグッドデザイン賞を取っているだけあって、小さいのにとても手に馴染んで使いやすい。
バッテリーも単三乾電池使用可能。古デジカメを令和で使うには持ってこいです。
そして何よりも素晴らしいのは光学ファインダーが付いていること。まだ液晶モニターが小さく、発色や解像度も十分ではなかった頃だからこその装備だと思います。
やっぱりカメラってファインダー覗きながら撮りたいんですよね。しかも最近の高級コンパクト機に付いている液晶ファインダーではなく、光学ファインダー(レンズを通したままの像が見える)なところが、それこそエモいポイントです。
なんか絵作りもいい感じで、これも撮像素子がCCDだからなのかなー。暖色が柔らかいような気がします。
よくわからんけど、これが僕なりのエモいだと考えて、古デジカメを楽しんでみようと思います。
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